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ふと考える

あるお庭で作業をしておりましたら、ベテラン職人と低木をどの程度切るかという話になりまして、2人とも感覚でこの程度というのはあるのですが、さてこの感覚とは何なのか。についてです。
その時のベテランの一言。『後ろの景石みせるようにせんなんな』
素直に、「さすが」と思う私。
この言葉で、いわゆる庭の納まりという感性に委ねられるわけです。
『見せる』ではなく『魅せる』なんでしょうな。自分できれいに切ってらっしゃいました。
当然ですが、伸び具合とか木の特性とか手間とか制約条件を考える事はいろいろあって、でもどうしたいのかというのが大切になってくる訳であります。ただ、ここまでは一人称。
そして二人称、お客さんはどうしたいのかという事を分かるのは大変なことでございます。
いえいえ、なんとかそこまでも考えようと意識付けしているのです。やっぱり喜んでほしいですから。

何かをみて、何も言わなくても綺麗さが共感できるものとかありますよね。でも、『ここがこうで』 など表現をしないと伝わらない事が庭には多いと思います。難しいと思ってます。
何を伝えたいか。どのくらい伝えたいか。多分、つまりは、自分の中にどれだけのものがあるかでしょうね。自分はナンボのものでもない。やっぱりそう思う。
とこんな風に思う日もある。何の話やねん。

施工事例をアップします。公園の石組み
当社の社長の石組みの完成(感性)
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